入院病棟のご紹介
医療療養病棟について
認知症ケアに積極的に取り組んでいます
医療療養病棟とはどのような病棟ですか?
「主として⻑期にわたり療養が必要な患者さん、急性期の⼊院医療を経た患者さん、状態が軽度悪化した在宅療養中の患者さんに対して、在宅医療へスムーズに移⾏できるよう医療を提供しております。また、認知症疾患医療センターと連携し、認知症の⽅の⾝体合併症の⼊院治療も⾏っています。
当院では、医療療養病床を60床開設しており、医療区分(医療の必要性による区分)やADL区分(⽇常⽣活動作)
にもとづく分類を⽤いた評価により⼊院基本料が設定されています。
どのような⽅が⼊院できますか?
医療の必要性の⾼い⽅や、継続的な疾患をお持ちの⽅が⼊院対象となります。
対象となる主な疾患(医療区分の例)
- 肺炎や尿路感染に対する治療が必要な⽅
- 発熱を伴う脱⽔に対する治療が必要な⽅
- 発熱を伴う頻回の嘔吐、消化管等の体内からの出⾎が反復継続している状態の⽅
- 気管切開 ⼜は 気管内挿管が⾏われている状態の⽅
- スモン‧筋ジストロフィー症‧多発性硬化症‧筋萎縮性側索硬化症‧パーキンソン関連疾‧その他難病の⽅
- 脊髄損傷で頚椎損傷を原因とする四肢⿇痺のある⽅
- 酸素療法を実施している⽅
- 褥瘡に対する治療が必要な⽅(⽪膚層の部分的喪失が認められる場合 ⼜は 褥瘡が2ヶ所以上に認められる場合)
医療療養病棟では、医療区分(医療の必要性による区分)や、ADL区分(⽇常⽣活動作)にもとづく分類を⽤いた評価により⼊院基本料が設定されています。
患者さん‧ご家族様にお渡しする「医療区分‧ADL区分に係る評価票」をご覧になると、どのような治療が、どれくらいの期間⾏われたのか、わかるようになっております。