これからの暮らしをよりよいものへと
導くための確かな専門医療

認知症は高齢期においてとてもよくみられる状態像の一つとなりました。ただ、誤解や偏見を招くことも多いのが現状です。一般市民の皆様に認知症のことが正しく理解されていないことがその大きな要因であると思われます。また、高齢期の方だけではなく、65歳以前で認知症を発症される方もいて、その場合仕事への影響や、生活上の問題を抱えることも少なくありません。

当院には新潟市から指定を受けた「認知症疾患医療センター」が設置されており、あわせて脳神経内科の一部に「もの忘れ外来」を開設しています。これらによって、認知症に関する専門医療および医療相談を提供することが可能となり、認知症の知識の普及啓発活動や専門職間のネットワーク構築などの事業にも取り組んでいます。