入院病棟のご紹介

障害者施設等⼀般病棟について

ADLの維持とQOLの向上を⽬指します

障害者施設等⼀般病棟とはどのような病棟ですか?

重度の障害をお持ちの⽅や神経難病の⽅を対象にADL(⽇常⽣活動作)の維持とQOL(⽣活の質)の向上を⽬標とし、特に神経難病リハビリを積極的に⾏い、医師、看護師、薬剤師、理学療法⼠、作業療法⼠、⾔語聴覚⼠や管理栄養⼠等の医療スタッフと、退院後、在宅での⽣活の不安を解消できるよう医療ソーシャルワーカーや医療事務員等の事務スタッフとが定期的にカンファレンスを⾏い、患者さんやご家族様に寄り添ったサービスを提供しています。

リハビリテーション部の紹介

どのような⽅が⼊院できますか?

下記の疾患をお持ちの⽅が対象となります。それぞれの疾患に合わせた、専⾨的な治療を⾏います。

対象となる主な疾患

  • 重度の肢体不⾃由の⽅(脳卒中後遺症、認知症を除く)
  • 脊椎損傷等の重度の障害の⽅(脳卒中後遺症、認知症を除く)
  • 重度の意識障害の⽅
  • 筋ジストロフィーの⽅
  • 神経難病の⽅多発性硬化症
    • 重症筋無⼒症
    • スモン
    • 筋萎縮性側索硬化症
    • 脊髄⼩脳変性症
    • ハンチントン病
    • パーキンソン病関連疾患
    • 多系統萎縮症
    • プリオン病
    • モヤモヤ病(ウィルス動脈輪閉鎖症)

当院の障害者施設等⼀般病棟では、看護配置基準10:1のスタッフを配置し、⼿厚い看護体制を整えています。

レスパイト⼊院、リピート⼊院について

数⽇間からのレスパイト⼊院(ご家族様の休息や、冠婚葬祭‧旅⾏時の⼊院)、リピート⼊院(繰り返しの定期⼊院)にも対応しています。

難病リハビリテーションについて

神経難病の⽅には、症状の進⾏に合わせてよりよいQOLを得るために、⼀定期間の集中的なリハビリテーションが有効と考えられています。しかし、神経難病リハビリはいわゆる回復期リハビリテーション病棟⼊院によるリハビリの適応とはなっていません。

そこで当院は、脳神経内科医が複数勤務していることと、回復期リハビリテーション病床を有していることで、脳神経内科の専⾨性とリハビリのノウハウを⽣かし、⼊院して神経難病リハビリを⾏い、「その⼈らしく⽣き抜くための再構築」をサポートしております。

嚥下障害のある患者さんは、嚥下造影を含む嚥下評価、嚥下リハビリも⾏います。

【内容】
1. ⼊院病棟 障害者等⼀般病棟
2. ⼊院期間 2〜3か⽉
3. リハビリ回数 週5回 1⽇6単位程度(午前‧午後それぞれ1時間)

みどり病院 地域医療連携室
お問い合わせ・ご相談

月曜~金曜 8:30~17:30
※上記時間外での緊急受け入れ対応は病棟看護師が行います。

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