認知症疾患医療
認知症と診断された方やそのご家族への支援
認知症家族教室
「親が認知症と診断された」「何度も同じことばかり聞いて困る…」など、認知症の人を周りで支えるご家族の悩みや不安感の解消につなげたいという目的から、当院では独自に『認知症家族教室』を開催しています。毎月第3土曜日の10時~12時です。
当院がかかりつけでなくても、教室のみご参加でもかまいません。定員がありますので、まずは電話等でお問合せください。
医療相談
当院認知症疾患医療センターでは、専門の相談員が医療相談に応じます。
当院もの忘れ外来の患者さんや家族の方はもちろんですが、当院にかかられたことがない方でも認知症に関連した心配ごとやご不明な点などお気軽にご相談ください。
来院・電話・メールなどでお問合せください。場合によっては、訪問しての相談対応も可能です。
若年性認知症支援コーディネーター
65歳未満で発症した認知症を若年性認知症と呼びますが、最新データは以下の通りです。
人口10万人当たりの有病率 | 50.9人 |
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有病者数 | 3.57万人 |
男女比としては、6:4で男性にやや多い傾向があるといわれており、例えば、働き盛りの年代の男性で若年性認知症と診断された場合、本人の苦悩はもとより、家族の不安も大きいことから、継続して支援していく専門職の存在が重要となります。 このような若年性認知症の患者本人や家族、あるいは雇用主側となる企業への支援など一体的に行う『若年性認知症支援コーディネーター』が新潟県には11人おり、そのうちの1名が当センターにも配置されています。