健診
AIプログラムによる脳ドックについて
ブレインヘルスケア領域の医療AIスタートアップの株式会社Splink(本社:東京都千代田区、代表取締役:青山 裕紀、以下「Splink」)が開発・提供する脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging®」(以下、Brain Life Imaging®)を新潟県でみどり病院が初導入。
脳梗塞やくも膜下出血、脳腫瘍などを調べるために、脳ドックを受ける方が多いですが、近年では脳萎縮など認知症リスクや認知機能低下リスクへの意識の高まりに伴い、認知機能に関する検査も希望する方が増えています。
脳の疾患は自覚症状が乏しいケースが多いため、無症状の場合でも比較的に若い年齢から定期的に受診をして脳の認知機能を測ることにより、将来の認知症に繋がるようなリスク行動を控えることができる、脳に良い生活を意識することができる、というメリットがあります。
コースの紹介
みどり病院が新たに提供開始する「脳ドック」「プレミアム脳ドック」は、AI画像診断によって記憶や学習にかかわりの深い「海馬」領域の体積を測定し、脳の健康状態を「見える化」。認知症・認知機能低下の予防を促すためのわかりやすいレポートをお届けいたします。
生活習慣と認知機能は関わりがあると言われています。日々の習慣を整えて、脳にもいい生活を送りましょう。
内容 | 料金 | |
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脳ドック | MRI、MRA、頸部MRA、AI海馬体積(Brain Life Imaging®)、郵送にて結果通知 | 30,000円(税込) |
プレミアム脳ドック | MRI、MRA、頸部MRA、VSRAD、認知機能検査、AI海馬体積(Brain Life Imaging®)、診察 | 40,000円(税込) |
※診察・結果説明は別日(2週間以降)にお越しいただきます。
脳ドックについて
我が国では、高齢者の増加に伴い、認知症の人が増えており、2025年には認知症の人が700万人に達すると推計されています。これは、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症であることを意味しています。認知症はもはや特別な疾患ではなく、高齢者のありふれた疾患です。
今後は、いかに早く診断し、早期から介入しながら認知症の発症や進行を遅らせるための予防をしていくかが大変重要な課題となります。
当院は、平成26年1月に、新潟市より『認知症疾患医療センター』の指定を受けました。これを機に、認知症の診断、治療、相談に特化した専門センターをみどり病院内に開設いたしました。専門外来での認知症の早期診断・治療を行うとともに、御家族の認知症に関する問題や相談を、認知症専門医を始めとする認知症を学んだ専門スタッフがチームを組んで解決していく体制を作っております。
認知症の早期発見には、脳の健康状態が包括的に分かる検査を受けることが重要です。今回、導入するBrain Life Imaging®は海馬の体積を正確に測定できます。脳も身体と同様、生活習慣でその健康状態は変わり続けるので、脳ドックを定期的に受け、経年変化をみていくことをおすすめします。早期発見、早期予防が脳の健康の維持に繋がります。